中年フリーターの絶対数が増えてきた昨今、リゾートバイトで働いている30代、40代の方は多いです。
リゾートバイトは通常のアルバイトとは違い、住み込みで働くために支出を大幅に減らせます。そのため、短期間での高額貯金が可能です。
ただ、30代となると、リゾートバイトにおけるボリューム層である若いアルバイトスタッフとのギャップや肉体的疲労、そもそも仕事に就けるのか?という不安も少なからずあるでしょう。
そこで、30代男性のリゾートバイト事情に関する以下の疑問に関してお答えします。
✅リゾートバイトをしたいけど、30代男でも大丈夫なの?
✅30代に人気のリゾートバイトって何?
✅リゾートバイトはどこから応募するのがおすすめ?
これからリゾートバイトに参加しようと思っている30代男性の方や、そもそも参加できるのかなどが気になる方は是非この記事を参考にしてみてください。
30代男でもリゾートバイトに参加できる?実情は?
リゾートバイトを始めようと思っている30代は、主に年齢についての懸念を抱いている方が多いのではないでしょうか。
- リゾバは大学生などの若い人が多いイメージがある
- 同年代が少ないのでは?浮いてしまわないか?
特にこういった不安を持っている方が大半かと思われます。
そこで、30代男性のリゾートバイトの参加事情などについて解説します。
30代男女を含めたリゾートバイトの年齢比率
まずは、リゾートバイトに参加しているアルバイターの年齢比率を見ていきましょう。
上記の円グラフは、大手派遣会社によるリゾートバイト派遣社員の年齢層を表したものです。
応募者データで見てみると20代が全体の過半数以上を占めており、10代と合わせると6割強となります。大方のイメージ通り、若い方の応募が多い結果となっています。
しかし、30代以上はどうなっているかというと、18.6%と応募者は4割弱を占めている計算になります。
こうした全体の年齢層を見て考えてみると、特段若者が圧倒的に多いというわけではなさそうです。巷の飲食店やサービス業のアルバイト状況を想像してみると、20代以下の方はもっと多く働いている印象があるかもしれません。
もちろん、一番多いのは大学生や20代のフリーターです。
しかし、実際のところはリゾートバイト派遣社員だけでなく就労先で直雇用されている人も含めると、実は大学生や20代はそこまで多くないことになっているのです。
大学生の場合、7月と月が夏休み、2月と3月が春休みとなるため、この長い休みの期間を利用に友人とのグループ応募が急増する傾向にあります。そのため、この4か月に関しては20代以下の割合が増えると推測されます。
その一方で、その他の8か月間に関しては、4割弱だった30代以上のリゾートバイトへの参加割合が増えることを加味すると、応募者の年齢差は少なくなると想定できるでしょう。
【やっぱり厳しい?】30代男のリゾートバイトの採用事情
この様に、リゾートバイト=若い人が多いと一概に言えるものではなく、シーズンなどによって変化するところがあります。
実際のリゾートバイトにおいて、30代以上でも現状、採用難易度が高く設定されているといったような事は特筆して見られていません。
実際に派遣先で年齢や職歴、性別や経験などを確認することはあるようですが、30代の人材採用に消極的であるわけではないようです。
実際に、大規模なホテルや旅館では30代以上の男性女性派遣スタッフも珍しくなく勤務しています。
かと言って、過去に無断で派遣先を辞めたことがあったり、問題を起こしたことがあるなど経歴に傷がある場合は、派遣会社からも求人を紹介しにくくなる可能性があります。
実際、30代でリゾートバイトによく応募している方は、これまで落ちたことは一度も無いと語っています。
なぜなら、30代はリゾートバイトで重宝されるからという理由があるそうです。リゾートバイトは基本的に短期の仕事であり、即戦力になる人材ほど求められます。
大学生や20代前半のフリーターに比べると30代の職歴は充実しているため、リゾバの面接は基本的に電話で行われる中で、よほど電話対応が悪い人でなければ落ちることはまずないと考えて良いです。
電話の面接では、これまでの職歴を必ず聞かれます。どんな職種でも良いので、経験したことは必ず派遣会社側に伝えるのが大切であるとされています。これだけでも、リゾバに受かる確率はグッと上がるそうです。
とはいえ、「派遣先の職場が20代の若手を中心に採用したい」など採用基準があれば話は別です。
まずは自分で考えずに、派遣会社の担当に直接聞いてみることが一番良いでしょう。
30代でリゾートバイトをすることに、少なからず負い目を感じる人もいるかもしれません。
ただ、世間の目や年齢などを気にする必要はないと断言できます。
リゾートバイトは住み込みで働くため、就業中に知人友人が周りにいるわけではありません。
周りにいるのは、同じ境遇のリゾートバイター達です。そして、さらに上の世代である40代や50代のリゾートバイターも少なからずいます。
なので、誰からもとやかく言われることはありません。
30代男でもOK!おすすめ・30代以上の比率が多いリゾートバイト
30代でもリゾートバイトには十分参加することができると分かりました。では、具体的にどんな仕事ならばおすすめで、30代以上の方の比率が多いのでしょうか?
該当する仕事としては、以下が挙げられます。
- 宿泊系の裏方全般
- フロント業務
まずは「宿泊系の裏方全般」になります。
実際にリゾートバイトに参加した30代の方の経験では、現場に入っている20代と30代〜40代のスタッフの比率は半々であったそうです。
冒頭でも解説した通り、スタッフ年齢の比率は学生の長期休み期間によっても変わるので、一概には言えない部分もあります。
しかし、宿泊系の業務全般には30代40代の方が多いようで、裏方業務とはホテルや旅館などの宿泊施設にて、客室の清掃を担当する仕事を指します。
裏方業務の仕事は接客をする機会がないため、接客業のように「挨拶の仕方」「お釣りの渡し方」といった社会人の「イロハ」に関することを教えられる煩わしさが発生しません。
そのため、仕事にブランクがある人や経験がない人でも、変な劣等感を感じずに仕事に取り掛かれます。
また、人間関係においても楽な部分が多いです。
というのは、裏方業務での客室清掃は基本的にバイト同士2人1組で行動するからです。もし、客室が小さなビジネスホテルであれば1人で行動できます。
社員に見張られているというプレッシャーを感じないので、楽と感じられる部分もあります。
こうした理由からか、裏方業務には30代以上の方が集まりやすいです。実際、30代以上の方と一緒に業務をした方は少なくないようです。
リゾートバイト側も、裏方業務には若い人より人生経験があり気をくばれる30代以上の人を求める傾向があります。
裏方業務はその名前の通り、利用者の見えないところで働く仕事であり、若いアルバイターだと利用者が見えないところでは力を抜く人が多いです。
しかし、社会経験のある中年層の方々は、旅館・ホテル側が求める「おもてなし」を理解している人が多く、若い人よりも気が回り裏方の仕事の重要性も分かっているからこそ、重宝されやすいのです。
「フロント業務」もおすすめの業務の1つといえます。
フロントや仲居などは、おもてなしや責任感を伴う業務内容となります。
レストランホールなどの場合には20代が多く活躍していますが、フロント関係は30代以上が多い傾向がありますので、人間関係も落ち着いた雰囲気のなか業務に集中することができます。
ホテルや旅館の顔であるフロント関係の仕事に求められるのは、明るさというよりも、落ち着きや丁寧なおもてなしです。
20代の武器が若さゆえの明るさと例えるなら、30代の武器は経験からくる信頼感とでも例えられるでしょう。
礼儀作法なども学ぶことができますので、今後にも役に立つと思われます。
ただ、傾向として学生の長期休みに合わせて大量に募集をかけることが多いため、必然的に20代が集まりやすいです。
年齢を気にしている人にとっては気を使うことも多くなる点は、留意するべきかもしれません。
30代男がリゾートバイトに参加する場合の注意点とおすすめサイト
せっかくリゾートバイトに参加するのであれば、快適に勤めきりたいと思っていることでしょう。
ここからは、実際に30代男性がリゾートバイトに参加する際の注意点と、おすすめのリゾートバイト掲載サイトについてご紹介します。
【注意】30代男がリゾートバイトに参加する際に覚えておくこと
30代以上の人が快適にリゾートバイトで働く上で意識しておきたい点として、以下が挙げられます。
- 年齢は気にしない
- 年齢が気になるなら季節的な求人は避ける
- 体力に自信が無い場合避けるべき業務を知る
まず「年齢は気にしない」です。
30代でアルバイト、派遣として働いていることに劣等感を感じている人は少なくないでしょう。
ですが「30代にもなってバイトなんてしている自分はどうなのか」と思う必要はありません。
なぜなら、30代40代でアルバイトあるいは非正規として働いている人は、厚生労働省によれば「30代は22%以上が非正規」「40代は16%以上が非正規」という結果が出ているからです。
リゾートバイトに限らず、あらゆる職種・会社で、中途採用・非正規として30代や40代が入社することはなんら珍しいことではなくなっています。
上述したように、例えば裏方業務の仕事では20代と30代以上の割合は半々くらいで働いていることが珍しくありません。
個人の生き方が完全に多様化した昨今、年齢を気にする必要は何もないでしょう。
年齢を気にするくらいなら、全力でリゾートバイトに打ち込み、「お金を貯める」などの目標に向かった方が結果としてプラスになることが多いです。
「年齢が気になるなら季節的な求人は避ける」というのもあります。
人間関係に関してですが、年齢を気にしても仕方が無いとは言え、もし20代の若い学生達と働くことに抵抗を感じるのであれば、スキー場や離島のマリンアクティビティなど季節的な求人は避けた方が無難です。
これらのアルバイトは、冬休みや夏休みなど長期休暇を利用して大学生等が働き出す定番の求人筆頭と言えます。
中には出会い目的や遊び目的などの方々もおり、仕事中はさておき仕事外では少々良くない素行が目立つこともしばしばあります。
トラブルを事前に避けるためにも、気になる求人の年齢層を確認しておくことに越したことはないでしょう。
「体力に自信が無い場合避けるべき業務を知る」これも重要でしょう。
30代ならば働き盛り、といえる年齢ですが、体力面に自信がない方は次のアルバイトに関しては応募を避けるべきかもしれません。
- 高稼働のレストランホール
- 洗い場
- 清掃
まずレストランについてで、閑散としているレストランであれば体力は持つでしょうが、繫忙期の高稼働のレストランは一人で数卓のテーブルを受け持ち、常に早歩きで歩いてることが日常茶飯事です。
しかも、朝は早く、夜は遅くまで営業をしている場合が多いので、時給につられて働いてみたものの驚くほどキツいといったケースも考えられます。
続いて洗い場は、ただ皿を洗うだけのイメージですが、年中蒸し暑い環境で皿を洗い片付けるのでそれだけでもキツいものです。
加えて、レストランからどんどん運ばれてくる食器を素早く洗うのと同時に洗い終わった食器を元の位置に戻す作業を延々と続けることになります。
接客もなく黙々と仕事をしたい人には向いているかもしれませんが、意外と体力が必要な職場です。
清掃も中々体に堪える仕事です。
小規模旅館の場合はそうでもありません、大規模なホテルだと中々ハードです。
「宿泊した全部屋のリネン類を全て回収し、まとめる」という作業が数室分でも相当な重さになり、意外に力仕事の部分が多いです。
また、大体のホテルが15時チェックインなので、それまでに全部屋のリネン類を回収し、ベッドメイク、清掃、最終確認までする必要があるので、時間にも追われ休む暇もありません。
もし体力的に不安があるなら、近くに一定の医療機関がある地域の方が良いかもしれません。
最近の流行病で皆過敏になっているので、少しでも体調に違和感があれば医療機関に受診する必要があります。
あまりにも田舎のリゾートバイト環境であれば、片道1,000円以上かけて市街地に行かなければならないなど不要な出費が発生するかもしれません。
年齢問わず、居住地区周辺にある程度の環境が整っているリゾート地が良いでしょう。
30代男性におすすめのリゾートバイト求人サイト「ワクトリ」
引用:ワクトリ
30代男性でリゾートバイトを探している方におすすめのサイトが「ワクトリ」です。
公式サイト | https://work-trip.jp |
運営会社 | 株式会社ワクトリ |
電話番号 | 03-6258-0638 |
営業時間 | 9:30~18:30 |
平均時給 | 1,150円 |
2020年11月にサービスを開始した、新しい派遣会社です。
特徴として、「短期求人が多い」ことが挙げられます。リゾートバイトで特に人気が高い短期求人は、他の求人に比べて求人数が少ない傾向にありますが、ワクトリは短期求人を多く扱っています。
「高時給」「寮写真あり」といった一般的な条件だけでなく、「温泉無料」「無料リフト券・レンタルあり」といった嬉しい特典に絞った検索も可能です。
担当者も連絡が早く、最短で1週間ほどでリゾートバイトの勤務を開始することもできます。なるべく早くリゾートバイトを始めたい人にとって、ワクトリはおすすめの求人サイトと言えます。
「【30代男性必見】リゾートバイトの参加事情!どんな仕事が向いている?」まとめ
✅リゾートバイトは10~20代が多い
✅30代でリゾートバイトをしている人も少なくない
✅季節や仕事によっては半々程度になる事もある
✅職歴や経験などから30代の方が重宝されることもある
✅裏方や経験が必要なフロント業務なら30代に向いている
✅年齢を気にするなら季節的な求人のリゾートバイトは避けるべき
✅体力に自信がないなら向かない仕事も知っておく
✅快適なリゾートバイト探しなら「ワクトリ」
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