今やどんな家庭にあってもおかしくないインターネット環境ですが、環境を整えるためにはWi-Fiや、それを利用可能にする回線が必要不可欠です。
各社様々なインターネット回線を展開している中、ソニーネットが展開しているインターネットサービス、NURO光が「SGP200W」を提供しています。
ただ、回線の選択肢は豊富にある中、SGP200Wが使い物になるかどうかは気になるところでしょう。
そこで今回は、NURO光SGP200Wの評判に関する以下の疑問についてわかりやすく解説します。
✅NURO光SGP200Wって何?
✅NURO光SGP200Wの評判は?
✅ SGP200Wが上手く使えないときはどうすればいい?
これからNURO光SGP200Wを利用しようと検討している方や、単純に興味がある方も是非今回の記事を参考にしてみてください。
【NURO光】SGP200Wの評判はどう?性能や実際の評価
NURO光のSGP200Wは、NURO光が提供する最新の通信機器で、その高速な通信速度とWi-Fi6の対応が特徴として挙げられます。
しかし、実際のユーザーの声や評判はどうなのでしょうか?
そこでまずは、NURO光のSGP200Wの性能面や、実際の評価はどうなのかについて解説します。
NURO光とは
引用:NURO光
月額料金 | 5,200円(税込)(2ギガ3年契約プラン) |
対応プロバイダ | So-netのみ |
速度 | 下り最大2Gbps、上り最大1Gbps |
事務手数料 | 3,300円(税込) |
無料オプション | 無線LAN内蔵ONU(回線終端装置) |
NURO光とは、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供する光ファイバーサービスです。独自の通信方式を使用しており、低価格ながらも下り最大2Gbpsの高速通信が特徴です 。
また、他光回線と比べて時間帯によって接続が不安定になることもなく24時間365日安定した高速通信を実現した光回線です。
高速でインターネットが使えるだけでなく、 料金が安いことも評判です。
月額料金 | |
NURO光 | 5,200円 |
ソフトバンク光 | 5,720円 |
ドコモ光 | 5,720円 |
OCN光 | 5,610円 |
主な光回線サービス戸建てプランの月額基本料金は5,500円~6,000円となっており、NURO光の次に安いOCN光と比較しても、1年間で4,920円も安くなります。
NURO光の月額料金は5,200円(2ギガ3年契約)となり、この金額にはプロバイダ・So-netの料金も含まれています。
工事費用は「3年契約」「2年契約」プランでは規定年数の利用で実質無料となります。
また、現在ケーブルテレビを使用している方だと、テレビと電話とインターネットを合わせて月額で毎月8,000円〜10,000円ほどが、半額近くのコストで利用できます。
NURO光・SGP200Wとは
引用:NURO光
まず最初に、NURO光のSGP200Wがどんなものかについて解説しましょう。
SGP200Wは、NURO光が提供する最新の通信機器の一つで、高速なインターネット接続を実現するための機器です。
その高性能と安定性から多くのユーザーから高評価を得ており、このONUは最大1Gbpsの高速通信を実現し、快適なインターネット環境を提供できる性能を備えています。
また、Wi-Fi6に対応しており、複数のデバイスが同時に接続しても通信速度が落ちにくいという特性を持っています。
以下に機種のスペックなどをまとめました。
項目 | 仕様 |
寸法(幅 x 奥行き x 高さ) | 255 mm x 80 mm x 192 mm |
重量 | 約 655g |
本体の電源仕様 | 12V DC、2A |
電源アダプタ入力電圧 | 100V~240V、50Hz/60Hz |
最大消費電力 | 24W 以下 |
Wi-Fi規格 | IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
sgp200wは、幅約230mm、奥行き約150mm、高さ約44mmとコンパクトな設計で、場所を取らずに設置できます。また、電源はAC100V(50/60Hz)で、消費電力は最大約11Wと省エネ設計になっています。
また以下のプロトコルおよび規格に準拠しています。
- LANインターフェース: IEEE 802.3/IEEE 802.3u/IEEE 802.3ab
- USB: USB 2.0
- Wi-Fi: IEEE 802.11a/b/g/n/ac
- CPE WAN管理プロトコル: TR-069
注目したいのは、Wi-Fiの企画です。「IEEE 802.11ac」とは無線LANの新規格です。
従来の規格(IEEE 802.11n)が、最大でも600Mbpsまでの速度しか出せなかったのに対し、IEEE 802.11acの新規格では、433Mbps~6.93Gbpsのスピードで高速のデータ通信ができます。
この規格に対応することで、有線時下り最大速度2GbpsのNURO光の環境下では、下り最大1.3Gbpsの速度を出すことが可能となりました。
11axはさらに増えて、4.8Gbpsが最高速度になります。
Wi-Fiの性能で言えば、2.4GHz帯と5GHz帯のデュアルバンドに対応しています。
また、Wi-Fi 6に対応しているため、複数のデバイスが同時に接続しても通信速度が落ちにくい仕様です。さらにWi-Fiの設定範囲は、SSID、暗号化方式、パスワードなど自由に設定可能です。
IEEE 802.11a/b/g/n/acというのはWi-Fi通信の最新標準であり、旧来の802.11a/b/g/n規格に比べて通信速度や範囲、接続安定性が大幅に向上しています。
また、3本のアンテナも内蔵しています。一般的に、アンテナの数が多いほど信号の強度と安定性が向上します。
しかし、スマートフォンなど大部分の端末は2本のアンテナを持っているため、3本のアンテナが必ずしも優位性をもたらすわけではありません。
それでも、3本のアンテナを持つsgp200wは、Wi-Fi信号のカバレッジと安定性を確保する上で有利と言えます。
SGP200Wを含めたNURO光のルーターの特徴・当たりはずれがある?
NURO光では、Wi-Fi環境を設定するのに必須となるルーターを利用することができるのですが、今回ご紹介しているSGP200Wを含め複数展開されています。
そんなNURO光のルーターの特徴や利点について、簡単にまとめてみました。
- ルーターの別途購入が不要
- 無線LAN機能も使える
NURO光はルーター一体型のONU(光回線終端装置)を無料レンタルできます。NURO光の契約後に自動的に送られてくるため、レンタルの申請は不要です。
他の光回線はONUとルーターが分かれていることが多いので、自前でルーターの準備が必要です。
市販ルーターは1万円くらいかかる場合がありますが。NURO光なら別途購入しなくてOKです。
NURO光のONUはルーター機能に加えて無線LAN(Wi-Fi)機能も備えています。Wi-Fi利用時のオプション料金はかかりません。
なお、NURO光の無線LANは2.4GHz・5GHzの両方に対応しています。2.4GHzは回線混雑に弱い半面障害物の回り込みに強く、5GHzはその逆の性能を持ちます。
同じONUから両方の電波を飛ばすため、状況に合わせて最適な接続方式を選択できます。
そして「当たりはずれ」といった点に関してですが、NURO光のONUはいくつか種類があり、性能が同じではありません。できれば最新機器を選びたいところですが、どの機器が割り当てられるかはランダムです。
宅内工事のとき作業員が持ってきたONUをそのまま使用する流れとなっています。
ONUを選べない理由ですが、恐らく選択肢があったとしても分からないからでしょう。
専門的な知識がなければどのONUを選ぶべきか分かりませんし、最新機器だとしても建物の形状からベストな選択であるとは限りません。
以下に当たりかはずれのルーターどちらなのかを簡単にまとめています。
当たり
- ZXHN F660A
- SGP200W
- FG4023B
外れ
- ZXHN F660T
- HG8045j
- HG8045D
どちらとも言えない
- HG8045Q
基本性能はあまり変わりませんが、違いがあるのはWi-Fi接続(無線LAN)のときの速度と安定度。
ZXHN F660A・HG8045Q・SGP200W・FG4023Bの4機種は11a/b/g/n/acに対応しており、業界では11ac(イレブンエーシー)対応と呼ばれ、Wi-Fi接続時の最大速度が1300Mbpsとなります。
【NURO光】SGP200W利用者のリアルな評判
ここで、実際にNURO光のSGP200Wを実際に利用した方の口コミにどのようなものがあるかについて、紹介していきましょう。
- 良い口コミ
「SGP200Wを使っていますが、特に問題は感じていません。設定はとても簡単で、本体のサイズも気になりません。これまでのところ、非常に満足しています。」
「SGP200Wに関してネットで悪い評価も見かけますが、私の経験した中では非常に良いです。通信速度も安定しており、問題なく利用できています。」
多くのユーザーがSGP200Wについての評価を行っています。
その中でも、特に注目されるのは、SGP200Wの高速な通信速度です。
例えば、ある30代の男性ユーザーは、SGP200Wを使用しているが、特に良い点や悪い点を感じていないと述べています。
彼のコメントによれば、SGP200Wの設定は簡単で、本体のサイズも少し大きく感じるものの、特に不便を感じることはないとのことです。
また別のユーザーは、PCの有線接続での速度測定結果として、F660Aという前のモデルでは700Mbps前後だったものが、SGP200Wに変更後は900~1Gbpsまで上昇したと報告しています。さらに、Wi-Fiの速度も5Ghz接続で約1~2割の増速が確認されています。
SGP200Wの前向きな評判を総合的に見ると、その高性能さが際立っています。
IPv6通信においてファイアウォールの設定が可能であり、無線LAN規格も1a/b/g/n/ac/で11AC対応となっており、最大速度は1300Mbpsと、NURO光のONUルーターの中でもトップクラスの性能を持っています。
【評判が悪い?】NURO光SGP200Wの悪い評価や上手く使えない時の対処法
多くのユーザーがSGP200Wの高い性能や安定した通信を経験しており、その結果として口コミでも好評が生まれています。
しかし、全てのユーザーが同じような経験をするわけではないため、実際の使用感は個人差がある点を理解しておくことが重要です。
ここからは、SGP200Wのマイナスな評判や、もし上手く使えない場合の対処法についてもご紹介します。
【NURO光】SGP200Wのマイナスな評判
多くのユーザーから高評価を受けていますが、全てのユーザーが満足しているわけではありません。
実際に、一部のユーザーからは悪い評判も報告されています。
- 悪い口コミ
「SGP200Wを使ってみたけど、Wi-Fiが途中で切れることが何度かあった。家の中での接続が不安定で、ストリーミングを楽しむのが難しい時がある。」
「SGP200WからF660Pに交換したら、通信品質がずっと良くなった。前の機種では、動画視聴中に途中で止まることが頻繁にあったので。」
初期設定時にSSIDやパスワードの設定が難しい、あるいは設定が反映されないというトラブルがあるとの声が挙がっています。
また、特定の機器や環境下での通信が不安定になる、Wi-Fiが突如として切れる、再接続に時間がかかるなどの問題も報告されています。
別のユーザーからは、SGP200Wのファームウェアのアップデート後に、設定が初期化されるトラブルが発生したという報告もあります。
【NURO光】SGP200Wの接続が不調な時の対処法
SGP200Wの通信が不安定になる場合、いくつかの原因と対処法が考えられます。例えば、Wi-Fiのチャンネルが混雑している場合、チャンネルの変更で改善することがあります。
また、デバイスとの距離や障害物、電子機器の干渉なども影響するため、設置場所の見直しや、他の電子機器との距離をとるなどの対策が有効です。
sgp200wが不安定な状況に陥った際の対処法については、以下のような手順が推奨されています。
- 古いルーターを撤去し、SGP200Wに置き換える
- 古いルーターを残して、SGP200Wと併用する
これらの選択肢は、各端末機器のWi-Fi設定をゼロからやり直す手間を厭わないか、手間を極力省きたいかによって分かれます。
前者、つまり設定の手間を厭わない場合は、古いルーターの撤去が一択となります。その理由としては、WG1200HSに設置場所も電気も余計に食わせてまで使い続ける理由が無いからです。その場合の接続は次のようになります。
「光回線→SGP200W→(無線)→各端末」
後者、つまり設定の手間を極力省きたい場合は、古いルーターを既に現状の設定状態を弄らず維持したままで、以下のように接続します。
「光回線→SGP200W→(有線)→古いルーターのブリッジモード→(無線)→各端末」
この場合、SGP200WのWi-Fi機能は設定で無効化し、古いルーターはブリッジモードへ切り替えます。
また、少々手間を掛けても良ければ、今まで古いルーターに設定していたWi-FiのSSIDやパスワード等をそのままSGP200Wに設定することで、各端末は今までと同じSSIDとパスワード設定のままで、以後は自動的にSGP200Wと接続するようになります。
「【NURO光SGP200Wの評判】高速通信が可能な光回線の評価や性能について」まとめ
✅NURO光は安く利用できるインターネット通信回線
✅SGP200WはNURO光の高速通信ルーター
✅11a/b/g/n/acに対応した高速回線を利用可能
✅ダウンロード速度が1Gbps、アップロード速度も1Gbps
✅NURO光のルーターの中ではSGP200Wは当たりの部類
✅満足しているユーザーの声が多い
✅インターネットにつながりにくいという評判も
✅接続が悪い場合古いルーターから完全置き換えや併用がおすすめ
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