替え歌やビジターの場合でも応援団がトランペットで流すなど、ファンの間では定着しているのが野球選手の応援歌です。
中でも巨人の阿部慎之助さんは、第20代読売巨人軍監督として就任しているのですが、現役時代の登場曲は多くあります。
今回は、阿部慎之助元選手の登場曲や応援歌に関する以下の疑問についてお答えします。
✅阿部慎之助の登場曲は何?
✅応援歌には何があるの?
✅監督になってからも曲が流れたって本当?
阿部選手の現役時の登場曲や応援歌が気になっている方は、是非今回の記事をチェックしてみてください。
阿部慎之助の登場曲は何?応援歌も一挙紹介
阿部慎之助さんの応援歌はとても人気があり、盛り上がると言われていますよね。また、顔や雰囲気にもぴったりでファンにはとっても人気がある曲が多いと言われています。
そこでまずは、阿部慎之助監督の現役時代の登場曲や応援歌について詳しく見ていきましょう。
阿部慎之助とは
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プロフィール
- 出身地:千葉県浦安市
- 生年月日:1979年3月20日
- 身長:180㎝
- 体重:97㎏
- 投球・打席:右投左打
- ポジション:捕手、一塁手
- プロ入り:2000年 ドラフト1位
阿部慎之助さんは、千葉県浦安市出身の元プロ野球選手です。
巨人では正捕手、一塁手として8度のリーグ優勝、3度の日本シリーズ優勝に貢献。日本代表では1度のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝も経験し、2013年のWBCでは日本代表の正捕手を務めた人物でもあります。
2008年には攻守にわたる活躍でシリーズMVPを受賞していて「常勝」をスローガンとする巨人軍を引っ張ってきた存在と言っていい程とされています。
リーダーシップを買われて巨人の第18代主将となったのが2007年、第72代4番打者になったのも同じ年だでした。巨人の歴史の中でも随一の選手だが、実はそれ以上に阿部が球史全体に残した足跡は大きいのです。
2010年に放った44本塁打は、捕手では野村克也選手、田淵幸一選手に次ぐ3人目の40号でした。12年にはセ・リーグの首位打者と打点王に輝き、捕手で打撃三冠タイトルを獲得するのは2リーグ制以降では4人目で首位打者は野村、古田敦也選手に次いで3人目。打点王は野村に次いで2人目でした。
17年には2000本安打を達成して名球会入りを果たし、これも1970年の野村選手と2005年の古田選手、そして13年の谷繁元信選手に次ぐ4人目の記録になります。
19年の現役生活を通じて積み上げた2132安打は歴代27位、406本塁打は同18位です。捕手としてこれらの数字をともに超えているのは、やはり野村選手の2901安打657本塁打しかありません。
そんな阿部慎之助さんは2020年からは読売ジャイアンツで二軍監督やコーチを務め、2024年からは原辰徳の後任として指揮を執ることとなっています。
阿部慎之助の歴代登場曲一覧
ここからは、そんな阿部慎之助さんが選手時代に登場曲として使われていた曲を一挙ご紹介していきます。
曲名 | アーティスト |
We Will Rock You | Five feat. Queen |
Shining Star | Backstreet Boys |
Punk | Gorillaz |
Nasty Girl | Destiny’s Child |
September | Earth Wind & Fire |
Minority | Green Day |
Touch the sky | Zeebra |
Shake Ya Tailfeather | Nelly, P. Diddy & Murphy Lee |
Lose My Breath | Destiny’s Child |
We Will Rock You | Queen |
FRIENDS | MINMI |
サマータイム! | MINMI |
ライバル | 湘南乃風 |
前向き | lecca |
ど真ん中 | lecca |
Higher | lecca |
みんながみんな英雄 | AI |
Turn Around (5,4,3,2,1) | Flo Rida |
Azukita | Steve Aoki |
Boom Boom | RedOne |
First Sight | lecca |
忍 | lecca |
熱く | lecca |
以上、合計すると実に23曲が登場曲として使われていたことになります。
厳密に言えば「We Will Rock You」などは同名曲ですので22曲ということになるのですが、それにしても20曲以上も使われていたのです。
その1曲目として挙げた「We Will Rock You」はQueenによって1977年に発表された楽曲で、ロックの歴史に名を刻む名曲として多くの人々に知られています。
その後、Fiveとのコラボレーションによる新たなアレンジが加わったこのバージョンは、新旧の良さが融合しています。
阿部慎之助氏がこの曲を選んだ背景には、彼自身の情熱や、野球というスポーツへの熱い思いをファンや選手たちに伝えたいという気持ちがあるのではないか、とされています。
続いて「Punk」という曲は、Gorillazというバンドの楽曲で、イギリス出身のバーチャルバンドとして知られています。
その名の通り、パンクロックを感じさせるエネルギッシュな楽曲です。ギターのリフやドラムのビートが特徴的で、聴く者にアグレッシブなエネルギーを感じさせる一曲になります。
この曲を選んだ理由は、阿部慎之助さんのプレースタイルや考え方、常に前線で戦う姿勢を音楽で表現したかったのかもしれないとされています。
また、この曲は歌詞の中で新しいことに挑戦する際の不安や迷いを乗り越えて、自分の道を突き進む強さを持つといった内容があり、これらの重要性を伝えているようにも感じられます。
そして阿部慎之助さんの選手時代の登場曲として欠かすことができないのが「September」です。
アーティストのEarth Wind & Fireは70年代から80年代にかけてのディスコやR&Bシーンを代表するグループとして、多くのファンに親しまれています。
Septemberはその中でも特に明るく楽しいリズムが特徴的なヒット曲で、この楽曲の華やかなブラスセクションやコーラスはポジティブな気持ちにさせるとして世界的にも知られています。
なぜ、阿部慎之助氏がこの「Septmeber」を選んだのかの理由としては、自身のプレーに対する楽しみ、日々のトレーニングの中で感じる喜びを表現したかったためであるといわれています。
また、常に前向きに、そして楽しんで野球をすることの大切さをファンや後輩選手たちに伝えたいという意思も感じられます。ファンからも登場時にこのSeptemberに合わせて替え歌ができるほど愛された楽曲となっていて、自身の想いが通じた一曲とも言えるでしょう。
ちなみに応援歌の歌詞に関してですが、以下の内容となっています。
「最高の笑顔 見せてくれ慎之助 明るく逞しく 導けよ永久(とわ)に」
阿部慎之助の登場曲はもう聞けない?
選手の入場曲はあくまでも選手が登場する瞬間に観客を盛り上げ、チームや個々の選手に対する応援を促進するために使用されます。
入場曲は選手ごとに異なり、その選手が個性や好みとともに関連づけたり、特定の意味やメッセージを込めたりされることが一般的です。
よって選手であれば使われるのですが、現役を引退し監督となった阿部慎之助さんの登場曲はもう聴けないと考えるのが普通なのですが、実は現役引退後にも流れることがあったのです。
阿部慎之助がコーチ・監督になってからも登場曲が流れていた!
ロッテは6日、4年ぶりの東京ドーム開催となった西武戦を延長10回サヨナラ勝ちで勝利しました。試合の合間に行われた特別演出では、パ・リーグの試合であるはずがなぜか巨人の阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチの名前がコールされる場面があったのです。
ファンは「他球団のファンの方でも条件反射で叫んでしまうもんなんですね」「全野球民の共通認識」を抱いているようで、「BLACK SUMMER DISCO」と題してドームが暗転します。
ファンがスマートフォンのライトを点灯させ、野球場とは思えないような雰囲気に包まれた中で流れたのが、阿部コーチが現役時代に登場曲として使用していた「September」です。。野球ファンにお馴染みのこの曲に、自然と「慎之助~」のコールが起きました。
東京ドームでこの曲といえば、阿部コーチを思い浮かべるファンも多いものです。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeも当時の映像を公開しており「慎之助コールが響き渡る東京ドーム」「そりゃ東京ドームでこの曲流したら誰でも叫びたくなるやろ」「パリーグのファンにも浸透してる慎之助最高すぎる」「東京ドームで慎之助コール復活はアツすぎる」といったように懐かしむファンが続出しています。
更に、同年11月に行われたアジアプロ野球チャンピオンシップ2023のオーストラリア戦においても侍ジャパンも阿部新監督を応援しているような場面がありました。
5回表で侍ジャパンの攻撃が終わると、阿部監督が現役のときに使用していた登場曲「September」が場内に流れたのです。
そこで場内のファンもそのメロディーに乗り、東京ドームで巨人阿部慎之助新監督の“慎之助コール”が自然発生的に起こりました。
また、替え歌が作られたことを先述した訳ですが、ここでもその歌詞が流れていました。
「ホームラン、阿部慎之助~、ホームラン、阿部慎之助~、お~慎之助!」
球団の垣根を越えた慎之助コールで盛り上がっていたのです。
阿部慎之助は登場曲のアーティストとも会っていた!?
登場曲でも知られている阿部慎之助さんですが、2023年8月、米国の人気バンド「アース・ウインド&ファイアー」のメンバー3名が13日、東京ドームを訪れ、バンドの代表曲「September」を登場曲に使用している阿部慎之助選手を激励しました。
阿部選手は大学時代に「September」を聞き魅了されたことから、プロ入団2年目の2002年から打席に入る際の登場曲に使用。「打席に入ると球場と一体感が生まれる」とこの曲を実に13年の間登場曲として使い続けられています。
最初こそ緊張した面持ちの阿部選手でしたが、メンバーが即興で生歌を披露してくれると、メロディーに合わせて手拍子をするなど興奮を隠せない様子でした。
阿部選手はこんな出会いに対しても「9月=Septemberが勝負の月です。是非東京ドームで優勝をしたい」と決意を新たにしていました。
「【球場大盛り上がり!】阿部慎之助の登場局は何?全曲名を一挙紹介!」まとめ
✅阿部慎之助は巨人の元プロ野球選手
✅登場曲は全23曲もあった
✅We Will Rock You、punk、ライバルなど多数
✅Septemberは大学時代からのお気に入りの曲
✅選手引退後も曲が流れていた
✅別球団同士の試合でもコールが起きている
✅監督になった後も替え歌が歌われるほど
✅Septemberのアーティストとも面会していた
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