断捨離では、自分の手持ちの様々な物を手放すことを行う必要があります。人によって手放しにくい物は異なっているかと思われますが、特に人からの貰い物は中々捨てられなかったり、そもそも捨てていいのか迷う方もいるでしょう。
そこで今回は、貰い物は捨てていいのかに関する以下の疑問を解決します。
✅貰い物は断捨離していい?
✅貰い物が断捨離できないときの対処法は?
✅断捨離するときにおすすめの買取店はどこ?
断捨離に行き詰っている方や貰い物を捨てていいのかが気になる方は、今回の記事を参考にしてみてください。
貰い物は断捨離で捨てていいの?捨てられない時の考え方
断捨離をしていると、これまで隠れていた様々な物が出てきて処分するかどうかを迷わされる事もあるかと思われます。
そんな中で、人からもらった貰い物は特に手放していいのかを悩ませてきます。罪悪感を感じる方も少なくないでしょう。
まずは断捨離で貰い物は捨ててもいいのか、捨てられない時の考え方を解説していきます。
断捨離貰い物は捨ててもいいのか
捨てづらい貰い物やプレゼントは、中々処分に困るのではないかと思われます。
まず最初にことわっておきますと、もしあなたが「捨てたくない」と感じているのなら無理に捨てる必要はありません。「これは貰い物だけれど、趣味じゃないし、いらないから本当は捨てたいけど、捨てると相手に悪い気がする」と思っている場合だけ、捨てる必要があるといえます。
例え貰い物であっても「捨てたい」と思っているということは、そのプレゼントは自分にとって重荷で邪魔になっているわけです。
必要性を感じない物であるのは「邪魔だ」と思っている時点で明白なのですから、今後もその品を大切に扱ったり活用することもおそらく無いでしょう。
そういったものは誰か別の人の手に渡ったほうが物にとっても幸せです。
そもそも、貰い物を断捨離するのが難しい理由は何なのかと考えた時に一番大きいのが「人の感情が込められているから」という点です。
自分で買った物の断捨離の判断はまだしやすいでしょうが、それとは違い「人が買ったもの」という事実があると断捨離に躊躇してしまうものです。
もらいものを捨てることは、贈り主に対して失礼ではないかと感じるかもしれません。
しかし、贈り物は一度渡されたら所有権が移るため、それをどう扱うかは受け取った人の自由です。
もちろん、感謝の気持ちを忘れずに必要ないものは適切に処分することが大切です。本来物を貰うのは嬉しいことのはずなのに、それをどう扱うかで苦しめられてしまっては元も子もありませんから、あまり考えすぎない事も大切と言えるでしょう。
貰い物を断捨離する方法
自分の意志でお金を出して購入したものではないからこそ、貰い物の処分は難しいところがあります。
ここからは、貰い物を断捨離するための具体的な手順について解説していきます。
- 断捨離の目標を決める
- 始める場所を定める
- 「仕分け」をする
まずは「断捨離の目標を決める」から始めていきましょう。
断捨離を始める前の最初の一歩として、具体的な目標を立てることが大切です。
この目標は、断捨離を通じて達成したい結果を明確にし、断捨離の進行方向を示す役割を果たします。
例えば、「もらいものを整理して部屋を広く使いたい」といった具体的な目標を事前に設定しておくことで、断捨離の進行がスムーズになります。ゴール地点が分かっているので、どの程度までやればいいのかが明確になるからです。
さらに目標設定の際には、自分自身の感情や状況を考慮に入れることも大切です。
例えば貰い物が元カレなど別れた相手からのものだったとして「過去のパートナーからのプレゼントを手放して新しい恋愛に向かう」といった目標も有効です。
これにより、断捨離は単なる物の整理だけでなく、自分自身の感情の整理や新たなスタートのきっかけともなります。
目標を設定したら「始める場所を定める」に移ります。
目標が明確になれば、どの場所を最初に整理するべきかが自然と見えてきます。
どこから始めれば良いか分からない場合には、洗面所や玄関といった小さなスペースから始めるのがおすすめです。
全体を一度に行うのではなく、特定のエリアを選んで少しずつ進めることが効果的です。
例えば、「まずはリビングの棚から始める」、「次に寝室のクローゼットへ進む」といった具体的な計画を立てることで、断捨離がスムーズに進行します。
また、断捨離を始める場所としては、物が少ない場所から始めることが推奨されます。
これは、断捨離初心者がいきなり物が多い場所から始めると、何から手をつけたら良いのかわからなくなり結局断捨離が進まない可能性があるためです。
例えば洗面所や車庫など、物が少ない場所から始めると断捨離の難易度が下がり、部分的にでも断捨離を進められたという体験を得られます。
また、断捨離を進める過程では全てのものを出すことが重要です。これにより、今自分の持ち物、貰い物には何があって何がないのかを把握でき、断捨離すべきかの判断に活用できます。
場所が定まったところで「「仕分け」をする」作業に移ります。
貰い物の断捨離方法の一つとして、仕分けが重要なステップとなります。
すべてのものを出した後、仕分けを始めることで、物の整理がスムーズに進みます。実際の仕分けでは、取り出した物を「必要」「不要」「保留」の3つのカテゴリに分類していきます。
それぞれのアイテムについて判断する際には、約5秒の時間を設けて「本当に必要か?」と自問自答しながら進めていくのが推奨されています。
もし5秒以上判断に時間がかかる場合には、「保留」カテゴリに分類します。断捨離で物を手放すのが目的なのに残していいのか、と思うかもしれませんが、このカテゴリを作って選択肢を用意するのが実は大切なポイントです。
「保留」カテゴリに分類したアイテムは一定期間放置しておいて、その期間が経ったら再度「必要」「不要」の判断を行います。
このように時間を設けることで、より適切な判断が可能となります。
また、貰い物で未開封のものがある場合は、中身が何かをチェックしてから判断するようにしましょう。これにより、必要なものを誤って処分することを防ぐことができます。
貰い物を罪悪感で断捨離できないときの対処法
具体的な貰い物の断捨離の仕方を解説しましたが、やはり貰い物ですのでどうしても罪悪感が先行して中々断捨離が進まない、始められない時もあるかもしれません。
断捨離が進められない時には、考え方やコツを覚えておく必要があるでしょう。
- 自分が相手の立場になって考える
- 誰がくれたのかを把握する
- 物は手放して気持ちを受け取る
まずは「自分が相手の立場になって考える」です。
貰い物を捨てられず断捨離が完全にストップしてしまった時には、その貰い物をくれた人がどう思うか考えてみましょう。
過去に自分が渡したプレゼントのことを思い返してみるのも良いでしょう。渡した相手が、かえってそのプレゼントの処分に困っていたとしたら自分としても心苦しいものでしょう。
実際に本人がどう思っているかは分かりませんが、なにより自分の中で気持ちの整理をすることが大切です。
自分が相手だったら「捨てても良い」と思えるなら、処分を検討してみてください。
続いては「誰がくれたのかを把握する」です。
もし貰い物が頻繁に会う人からのものだったとしたら、捨てるのはやめておいたほうが良いかもしれません。
もし話題の中で「そういえば、この間あげた〇〇ってどうなった?」と聞かれた時、既に捨ててしまっていると困ったことになるかもしれないからです。
その相手の関係性やもらったものの種類にもよりますが、話す機会が多い人からの貰い物は処分しないほうが無難だと言えます。
現物があっても、誰からの貰い物か思い出せないようではあまり意味がありません。
逆にもし現物を持ってなかったとしても、誰に何をもらったかしっかりと思い出すことができれば問題ないのではないでしょうか。
「物は手放して気持ちを受け取る」という考え方も大切です。
物に感情がくっついているのなら、その「物」と「感情」を切り離して考えればうまく捨てられる可能性が高まります。
プレゼントに付随している感情は「贈ってくれた相手の自分を思ってくれる気持ち」です。
これに応えるために、貰い物自体はありがたくいただきます。本当は物をもらわないほうが断捨離になりますが、相手が時間をとって選んでくれた贈り物には感謝すべきです。
受け取ったら、必ずお礼を言います。その場で「ありがとう」と言ったり、届いたものならお礼の電話をしたり、メールを打ったり何でも良いです。
受け取ってお礼を言えば気持ちの受け答えとしては完結したようなものですが、自分が望むならお返しのプレゼントをします。
このように「贈り物」が体現している「感情」には敬意を払います。そのうえで、もらった物を気に入ったのなら手元に置いたり使えばいいですし、趣味にあわなかったらよそに回せばいいのです。
「邪魔だ」と思えるプレゼントは、気持ちはありがたく受け取って物は処分しても問題ありません。
貰い物の断捨離処分先やおすすめの買取店
処分の具体的な手順やや考え方についてはお分かりいただけたかと思われますが、実際に不要と判断したものをどう処分するのか、これを考える必要もあります。
ここからは、貰い物を断捨離するときの処分先やおすすめの買取店をご紹介していきます。
貰い物の断捨離処分先
大切な人からもらったものでも、自分にとって必要ないものは思い切って手放すことが大切です。
その際、もらいもの自体に対する敬意を保つためにも適切な処分方法を選ぶことが重要です。
- 組織・団体に寄付する
- 買取店に売却する
まずは「組織・団体に寄付する」という方法があります。
例えば「特定非営利活動法人国際子供友好協会」では東南アジアの途上国の子どもたちを支援するため、リサイクル用品の回収事業を行っており各種品物の寄付を受け付けています。
その他にも「特定非営利活動法人ワールドギフト」「認定NPO法人 日本救援衣料センター」をはじめとして複数の組織や団体が寄付を募っています。
こうした寄付を募集している団体への寄付という形であれば、貰い物でも手放すことに関して罪悪感なく有意義に使ってもらえるという安心感があるでしょう。
そしてもう1つが「買取店に売却する」です。
せっかくのもらい物を売りに出すなど失礼ではないか、と思うかもしれませんが、ゴミとして処分するよりもよっぽど有意義な手放し方である事は間違いありません。
買取店の中でも専門的な鑑定を行ってくれる査定士の居る場所を選択すれば、貰い物もしっかり価値を見極めてくれます。
なかなか大切にできない貰い物なら買取に出す選択肢を取ることができ、自分もお金に換えられるという事で色々と利のある方法であるといえます。
貰い物の断捨離でおすすめの買取店「バイセル」
引用:バイセル
買取店を利用する場合におすすめの店舗は「バイセル」です。
運営元 | 株式会社BuySell Technologies |
主な買取品目 | 切手、楽器、食器、レコード、カメラ、毛皮、古着、スニーカー、着物等 |
買取方法 | 出張、宅配、店舗 |
申し込み方法 | メール・電話 |
営業時間 | 10:30~20:00 24時間・365日電話・メール受付 |
電話番号 | 0120-402-249 |
手数料無料で全国対応、かつ24時間365日の受付をしている買取店になります。忙しい人にもってこいの運営体制で、いつでも申し込みができます。
店頭から宅配まで3つの買取方式を選択でき、どの買取方法でも査定開始~入金までの流れが即日で行われるのも嬉しいポイントです。
バイセルはプロの査定士による丁寧な査定が特徴です。品物の状態や価値を一点一点丁寧に解説しながら査定してくれます。
幅広い知識をもった査定士が多数在籍し、女性の査定員もいるため、「一人で査定員を自宅に迎えるのは不安」という方も安心して利用できます。
査定に関する費用も出張費や送料含めて無料で対応してもらえますので、気軽に買取利用ができる買取店です。
バイセルは以下様々な買取を取り扱っております。気になるボタンをクリックしてください。↓
「断捨離で貰い物は捨てるべき?手放せない時の方法やおすすめの買取店を紹介」まとめ
✅貰い物も必要性を感じなければ断捨離対象
✅目標を決めて断捨離するのが大切
✅断捨離の判断が難しい場合は保留にしても良い
✅貰い物の断捨離が難しければ贈る側の立場になって考える
✅誰がくれたのか貰い物の相手を把握する
✅貰い物は手放しても気持ちは受け取っておく
✅不要な貰い物は寄付か売却に出すのがおすすめ
✅「バイセル」は忙しい人でも年中買取利用可能
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