2023年1月21日(土)の17:00から放送の「バース・デイ」に、大学リーグ史上初の5試合連続本塁打を放ち、歴代3位の通算21本塁打をマークした巨漢である岩見雅紀(いわみまさき)さんが登場します。
大学リーグで暴れ将来を期待されてきた岩見雅紀さんですが、プロ5年目にしてまさかの戦力外通告を受けてしまいます。
1/21(土)ごご5時~#バースデイ は…
大学時代、
史上初の5試合連続本塁打を記録し
2017年 #ドラフト 2位で楽天に入団⚾プロ5年目での #戦力外通告
「まだやれる」#プロ野球 復帰をかけた #トライアウト男を待ち受ける結末とは…#TBS #バース・デイ #birth_tbs pic.twitter.com/j8PSxPQamb
— TBS「バース・デイ」【公式】 (@tbs_birthday) January 18, 2023
テレビの中では岩見雅紀さんの進路は不透明のまま終わってしまうと思いますが、岩見雅紀さんはプロ野球界を引退し、楽天イーグルスのスタッフの一員、スカウトマンとして働くことが現在決定しています。
今回は岩見雅紀のプロ野球時代の生涯年俸と、新たにスカウトマンとなった際の給料・年収について調査しました。
岩見雅紀:プロ引退後は職員スタッフのスカウトマンへ
楽天、岩見雅紀が現役引退でスカウト就任 福山博之、釜田佳直らはスコアラー転身#rakuteneagles #npbhttps://t.co/tDSkMfQ09N
— Full-Count フルカウント (@Fullcountc2) January 19, 2023
岩見雅紀さんは戦力外通告後にトライアウトを受けますが、結果は不発となってしまいます。
ただ元々の力のある選手であった岩見雅紀さんだけに、その後楽天イーグルスから「職員として働かないか」という誘いを受けたのでしょう。岩見雅紀さんはスカウトマンとして、楽天イーグルスの職員に就職する形となったのです。
スカウトマンとはどんな仕事なのでしょう。
基本的には、担当された地区を飛び回りアマチュア選手をくまなくチェックし、ドラフトに備えるのが仕事となります。
スカウトマンとしてチームに残れるならよかったね!
と感じる部分もありますが、実情はそういうことでもなさそうです。
スカウトマンの仕事として残るリスクは?
スカウトマンのみならず、現役引退後にバッティングピッチャーなど職員スタッフとしてチームに残留することは決して珍しいことではありません。
ただこの戦力外通告というものは毎年出てくるものになります。つまり、毎年新しく引退する選手がこうした一般職に回ってくる可能性が非常に高いのです。
まずそうした部分において、人材があふれる恐れがあるという部分が懸念されます。スカウトマンなんてチームにおおよそ10人ほどの配属が妥当なラインではないでしょうか。
またこうした意見も最近では出るようになってきました。
「選手の年俸が高騰する中で、多くの球団が人件費の見直しを考えている。ターゲットになるのは球団スタッフ……現場のユニフォーム組のスタッフは物理的に必要だから仕方ないが、背広組は“合理化”できるというのが球団の考え方。中でもスカウト業務については、かなりアウトソーシングできるのでは、と考え始めている」
引用元:Number
アウトソーシングとはいわば「外部委託」のようなものです。
つまり今でこそ各チームのスタッフが担当の地域を回って人材発掘に努めているわけですが、これって実は練習風景などのビデオがあれば済むべきことなのではないだろうか、ということなのです。
つまり注目株の選手の練習風景を、そういったリサーチ業者が撮影をしてその能力を数値化、そしてそのデータを各チームに販売する、というビジネスが成立するのではないかと言われているのです。
なるほど、そうした職業であれば確かに将来的にスカウトマンというべき存在はなくなりはしないものの、大量のリストラのようなものが生まれる可能性があるといえるのです。
ただ現状はチームにとってまだまだ必要な職業であることは間違いありません。岩見雅紀さんにもbチームのためにしっかりと頑張ってもらわないとですね!
スカウトマンの年収・給料はいくら位?
岩見雅紀さんは現役のプロ野球選手であったころ、平均の年収は1,000万円近くありました。
その後スカウトマンになった場合、いったい位もらえるような計算になるのでしょうか。
いくら元プロ野球選手、そして野球チームの職員といっても、その給料は基本的に並みのサラリーマンと大きくは変わりません。つまり、
これが妥当な数字ではないでしょうか。
凄腕のスカウトマンともなれば年収も1,000万円近くいくでしょうが、やはりなかなかそれ以上稼ぐのは難しいのが現状なのかもしれません。
何はともあれ初任給は500万円~600万円くらいのところからのスタートとなるでしょう。
プロで景気よくお金をもらえるような環境とは全く違いますよね。こうした金銭的な感覚の面においても適応していかなければなりませんね。
岩見雅紀のスカウトマンへの懸念材料
- 人材の入れ替えが激しい
- ゆくゆくはアウトソーシング化されるかも
- 年収は大きく減少(500万~1,000万円くらいまでか)
岩見雅紀のプロ野球における生涯年俸
岩見雅紀さんはいったいプロ野球のステージでいったいいくら稼いだのでしょうか。
そちらを調査した結果がこちらの表になります。
岩見雅紀のプロ野球における年俸推移
年度 年俸(万) 差額 年齢 球団 2022 750 -200 28歳 東北楽天ゴールデンイーグルス 2021 950 30 27歳 東北楽天ゴールデンイーグルス 2020 920 -230 26歳 東北楽天ゴールデンイーグルス 2019 1150 -50 25歳 東北楽天ゴールデンイーグルス 2018 1200 0 24歳 東北楽天ゴールデンイーグルス 引用元:球歴.com
期待を胸に当初ドラフト2位で指名された初年度は1200万円の年俸でした。そして皮肉なことにその年が岩見雅紀さんのプロ野球人生の中で最高の年俸ということになってしまいました。
プロ4年目の2021年に30万円だけ年俸がアップした時期もありましたが、基本的には歳を重ねるごとに年俸は削られてしまうわけです。そして最終的に2022年には750万円まで落ち込んでしまったというわけです。
通算5年間で、岩見雅紀さんは4,970万円をプロ野球で稼いだことになりますね。
岩見雅紀さんは、プロという環境の中でそこまで活躍ができていなかったわけですが、それでも1年の平均年俸は1,000万円ほどと、ベテラン敏腕スカウトマンと同程度のお金をもらっていたということになるわけですね。プロ野球って・・まじで凄いですね!
まとめ
岩見雅紀さんの情報をまとめると次のような形になります。
プロ野球生涯年収:4,970万円(5年間)
引退後の進路:スカウトマン
- 担当エリアでの有望株の人材発掘
- 各試合会場へ赴き様子をビデオカメラで撮影
- ドラフト会議にむけた幹部へのプレゼン
- 年収は500万~1,000万円ほどかと推測
これからスカウトマンとして第二の人生に方向転換をしたいく岩見雅紀さん。プロで培ったその根性と野球界のコネクションを駆使して、これから先がんばってもらいたいものですね!
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