2023年度の戦隊ヒーロー『王様戦隊キングオージャー』がついに放送開始!
今回は2023年3月26日の放送分、第四話「殿のオモテなし」のストーリーのあらすじと番組放送後の感想、そして番組内容に関する考察事項をまとめていきます。
引用 Amazonプライムビデオ
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『王様戦隊キングオージャー』第四話「殿のオモテなし」のあらすじ
まずは『王様戦隊キングオージャー』の第四話のあらすじからです。
こちらは東映の公式ページから引用したものになります。
イシャバーナでの危機を乗り越えたギラ・ヤンマ・ヒメノのもとに、三大守護神の一体・ゴッドカブトが迫る!!
ゴッドカブト急襲の背景には、トウフ国 王殿様カグラギ・ディボウスキの暗躍と、シュゴッダム国王 ラクレスの影が…。
そのことを知る由もないギラ・ヤンマ・ヒメノの3人は、あれよあれよという間に、カグラギにおもてなしを受ける。
一見優しい男のように見えるカグラギの本性とは?そして、「チキューの食糧庫」と言われるトウフ国で3人を待ち受けているものとは!?
引用元:東映
第三話では、ヒメノ・ラン王女が統治する美と医療の国イシャバーンが舞台でしたが、今回の第四話は王殿様カグラギ・ディボウスキが治める「トウフ国」。
これまではギラがヤンマ・ガスト王とヒメノ・ラン女王のよき部分を、その純粋な眼で見抜いてきました。ただ今回の主役は「嘘つき」という代名詞でもあるカグラギ・ディボウスキ。ギラが翻弄される様が思い描かれます。
第四話で二枚舌であるカグラギ・ディボウスキをも仲間に引き入れることができるのでしょうか。
『王様戦隊キングオージャー』第四話の考察:カグラギ・ディボウスキの人物像
第四話のトウフ国を治めているカグラギ・ディボウスキが今回の主役です。
第三話の終盤で突如あらわれた「ゴッドカブト」は、ギラ・ヤンマ・ガストに襲い掛かりました。これはその直前にシュゴッダム国王であるラクレスが、カグラギに渡した紫の宝石のようなもの(これがバグナラクが探している秘宝なのか?)が関係していると考えられます。この宝石でゴッドカブトを従順に操り、ギラたちを攻撃しているということです。
そしてカグラギがこのラクレスのたくらみに便乗している部分がなぜか気になります。ひとつの考察としては、ラクレスが「協力をしなければシュゴッダムがトウフ国を襲う」と脅しているのではないかということです。
カグラギ・ディボウスキの決め台詞はこれですから。
民のためなら泥にまみれて手を汚す。それがカグラギ・ディボウスキなのです!
民を守るために、ラクレスの言う通りにするふりをして、ギラたちを狙ったのではないでしょうか。
そしてトウフ国に招き入れ・・ここからがどのような展開になるのか、放送が楽しみです!
第四話のタイトルが「殿のオモテなし」とおもてなしが「オモテ」と表記されていますよね。これはそのトウフ国でのオモテなしが、カグラギのオモテの部分、つまり「二枚舌の腹黒男」ではなく「懐の深い優しい男」のキャラでギラと接せられるのではないかと考察できます。
またゴッドカブトがキングオージャーと合体するのか、ということにに関しても気になるポイントとして挙げられますね!
『王様戦隊キングオージャー』第四話の感想とネタバレ
2023年3月26日の第四話の感想を紹介していきます!随時更新します。
いつもながらCGをふんだんに駆使した映像は非常に見応えのあるものでした。合成映像であるものの、広大な自然が描かれていて、大きな爽快感がありました。登場人物では、今回ギラと出会うカグラギが注目でした。彼の衣装たるや傾奇者の様相で、ド派手な衣装が目に焼き付きます。彼を演じている佳久創さんは、桐谷健太さんかと思うほどのデキでした。それから目に留まるのはバグナラクとの戦闘シーンです。ストップモーションを利用した映像は面白みに拍車をかけます。加えて、メカ同士の戦いも迫力があり目が留まります。カグラギは八方美人なところがあるようなので、今後ギラたちとラクレス、バグナラクとの間を行ったり来たりするのではないか?と思います。
最初にトウフという国がどういうところなのか明るい紹介をしていましたが、ところどころで感じる罠のようなものが気になっていました。ギラがゴットカブトに乗るハチオージャーを見抜き、王様としての資質を感じ、敵を倒して信頼したかのように見せてパピヨンオージャーに突き出すところはハチオージャーのキャラクターを存分に表現していたように見えました。
次回裁判にかけられるギラがどのように切り抜けるかがパピヨンオージャーとどのような関係性になるか決まるところと感じました。
クールで中立、不動を貫くパピヨンオージャーがギラのどの主張にどのような判断を下すのかが楽しみです。
全員でバグナラクに対峙した時、パピヨンオージャーの王の資質として、何も生み出せない極寒の地で裁判官という職務を負い、世界からの価値を認めさせる、そのために非情を貫いているのではないかと推測しています。
クールな王の本音が聞けることを楽しみにしています。
とにかく今回、インパクトが強かったのはカグラギです。彼の衣装を目にすると、漫画『花の慶次』を思い出すようでした。傾奇者のような衣装を身に着けていて非常に目を惹かれました。コワモテな感じですが、誰に対しても腰が低く接していますが、実は何かしら企んでいるのではないか?と感じられます。今後、彼が何かしでかすのではないか?と気になる存在です。それから印象的だったのは戦隊ものだけに、戦闘シーンです。CGを大きく盛り込んで作られたメカの戦い、それからオージャーたちの戦闘シーンでは、スピードを変えて見せる効果で、とても見応えがある面白いつくりになっていると感じました。最後に新キャラが本格的に参入する様子でしたが、ひともんちゃくある展開が予想されます。
殿のおもてなしですが、まず感じたのが殿の俳優さんがAUの三太郎の浦島太郎に似ている点でした。少し風変わりなお殿様でしたが領民に好かれている点、作物を身を挺して守るのはヒーローと感じました。ただ食えないキャラですね。嘘の嘘に嘘をつくという駆け引きがまさに為政者という感じでした。変身後の戦闘スタイルは殿様というよりは五右衛門のような歌舞伎と忍者をかけあわせあキャラに感じます。子供と見ていて強く感じたのはグローバル化がすごいという点ですね。
(セバスチャン、黒子、ドゥーガ?)王様のお供は皆、大変(苦笑)人力車のらなくても歩けるでしょ?姫(爆)
宴の席 ひとり残らず王様は全員しつけがなっとらん(爆)
カグラギ(佳久創)は黒。【すべての民、豆腐やトマト、キャベツなどが宝】と主張する王様。
ラクレスの屈したようにみえる展開、ギラや他の王様を襲ったのも、全ては【宝】を守る為。でも、姫様(黄)から買ったひんしゅくは【地平線まで許さない】と相当なもの(笑)
次週は、全身黒ずくめの5人目が揃うみたいですね。舞台は【ゴッカン】。色は紫。ん? 男?女?
終始歌舞伎っぽいカグラギの話し方も相まって、何処までが本気で何処までが演技なのか全く読みきれませんでしたが、ゴッドカブトに乗っているのがカグラギだとギラに見破られるまで告げなかったことも、ギラから誘われて仲間に加わると手を強く握ったのも、既に国際犯罪の通報を済ませていることから「それはすべてギラを逃さない為だったのか」と予想とは違う展開でした。ただトウフを守る最善の手段だと王殿様として選んだことは理解できます。でも裁判長は何のためにシュゴッダム王室の厨房の記録を調べていたのかが気になりました。
今回メインになるカグラギ殿のキャラクターが裏表があり、またキャストが他の方に比べると年齢が上のほうでもあるので、1~3話に比べるとわちゃわちゃしていないというか、安定感のようなものを感じました。ギラくん・ヤンマ総長・ヒメノ様のキャラ立ちに比べると、カグラギ殿は現状少し薄味かも…。本性がまだ見えていないと思うので、ストーリーが進むにつれて、本当のキャラが見えてきた時にギラくん達とどう和解していくのか楽しみです。おそらく次回はリタちゃんメインになるので、カグラギ殿の本性が出てくるのはもう少し後な気がします。
ゴッドカブトが三大守護神であることや、2年前にラクレス専用に作り替えられたことをヒメノは知らなくて、直接ラクレスから聞いていたのはヤンマだけだったのに、カグラギはいつから知っていたのか気になりました。トウフに攻め込んで来たデズナラク8世に対して、ゴッドカブトは必ずお渡ししますと勝手に約束をしたり、ラクレスにもどんな手段を使ってもギラを連れて行くと約束していたし、カグラギはどっちにもいい顔をしているなと信用しきれずにいましたが、デズナラク8世に我が国の宝だとトマトを差し出した姿を見て一気に心が動きました。
第三話の最後に三大守護神の1体であるゴッドカブトがいきなり登場して、ギラたちへ攻撃を仕掛けているようにしか見えなかったので、ヤンマの言葉通りラクレスが乗っているんだとばかり思っていました。ただ次のシーンではのどかな農村地へといきなり場所が移っただけでなく、セバスチャンのひく人力車に乗ったヒメノが現れて、ヤンマを見つけて「生きてたの」と投げかけていたので「イシャバーナから3人バラバラでトウフへ連れて来られたということなの?」と思いました。その過程をもう少し分かりやすく描いて欲しかったとも感じました。
まとめ
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待望の戦隊ヒーローの新作『王様戦隊キングオージャー』。
第一話から大盛り上がりでトレンド入りした今回の特撮ドラマ。第四話では一体どのような流れになっていくのか。
大きな期待を背負いながら、進行していくストーリーの展開に注目が集まります。
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