リゾートバイトは、観光地などをはじめとした施設等に住み込み、アルバイトをする形態の一種となっています。
特に夏休みや冬休みなど大きな休みのシーズンで多く行われますが、
そのアルバイトに自家用車を持ち込んでも問題はないのか、気になっている方もいるかと思われます。
そこで本記事では、リゾートバイトでの自動車の持ち込みについて以下の疑問を解決します。
✅リゾートバイトで自動車持ち込みは可能か
✅リゾートバイトに自動車を持ち込むメリット
✅交通費の精算の方法
✅持ち込みをする場合の注意点
これらの点からリゾートバイトに興味がある方を始め自動車を持っていて持ち込みが出来るのか不明な方は是非参考にしてみてください。
リゾートバイトに車持ち込みOK？
全国の観光地をはじめとした様々な施設で、大きな連休の際に短期間の集中的なアルバイトを行うのがリゾートバイトです。
自分の自動車を所有している場合、リゾートバイトで持ち込むことができるのかというのは経験したことのない方にとっては不明な部分の方が多いでしょう。
リゾートバイトの勤務先に向かったり、勤務先での移動の手段としても自動車があると便利そうに思えますが、実際のところはどうなのかをまず解説します。
リゾートバイトに自家用車を持ち込みはできる
結論から申し上げますと、リゾートバイトでは大抵の場合自家用車を持ち込む事が可能となっています。
基本的にリゾートバイトの勤務先の要項というのは、現在主流となっている仲介を行う派遣会社が提示します。
すなわちリゾートバイトで自動車を持ち込めるかどうかは、派遣会社側が持ち込みを容認しているかどうかで決まることがほとんどなのです。
募集要項に「車持ち込み可」などと記載されていれば、そのリゾートバイトでは自分の自動車を持ち込むことが許可されている事になります。
そして、リゾートバイトの約8割ほど、すなわちほとんどのケースで自分の車やバイクといった自家用車の持ち込みが容認されているのです。
実際、リゾートバイトをはじめとした様々な求人紹介をしている大手派遣会社の公式ホームページを確認してみても以下のような記載がされていることが多いです。
「ほとんどの派遣先に車を持ち込むことができます。ただし、一部の派遣先では車を持ち込むことができません」
リゾートバイトで宿泊や勤務をする事になる旅館やホテルなどでも車の持ち込みが許可されていたという事で、想定している以上に車の持ち込みを許可しているリゾートバイトは多いことが分かります。
もちろん、車の持ち込みができるかどうかは先に述べた通り派遣会社から出ている求人の内容に寄るところとなりますので、募集要項に車の持ち込みを許可している旨の記載があれば問題ないでしょう。
ですが、全ての派遣先で車の持ち込みを許されている訳ではなく、中には車持ち込み不可としているところもあります。
よってまとめますと
- 多くのリゾートバイトでは車の持ち込みができる
- 持ち込みができるかは求人の内容による
という形になります。
リゾートバイトに車を持ち込みのメリット
ここからは、自分の車をリゾートバイトに持っていくメリットについて解説していきますが、代表的なメリットとしては以下のものが挙げられます。
- 買い出しや休みの日の観光など足を運ぶのが簡単
- コミュニケーションのきっかけになる
- 持ち込む荷物が運びやすい
まずは「買い出しや休みの日の観光など足を運ぶのが簡単」というものです。リゾートバイトにおいて車を持ち込む最大のメリットは、やはり気軽に足を運べるようになる事でしょう。
そもそもリゾートバイトというのは、基本的に観光地で行われるものです。観光地は都会の真ん中にあるようなケースはかなりまれであり、一般的には地方に存在しています。
勤務先や宿泊する寮、施設などからは徒歩圏内にスーパーやコンビニなどが見当たらないといった場合も珍しくはありませんので、自分の車が無ければ30分以上歩かなければならないこともあります。
そんな時、車があれば勤務先まで向かうのも苦も無くできるようになりますし、歩くと厳しい場所にあるコンビニ等にも足を運ぶことができるのです。
また、休日になれば観光等に行きやすくなるのも車の持ち込みができてこそ可能なものです。
地方や田舎で行われることが多いリゾートバイトにおいて退屈してしまう事も珍しくない中、車があれば近い都市部などに足を運ぶことができます。
リゾートバイト自体、世界遺産の近くをはじめとした観光地で働くことが多くありますから、休みの日の観光も車があればしやすくなるでしょう。
続いて「コミュニケーションのきっかけになる」というものです。
同じ部署で働くことになる同僚や、寮の近くで別のアルバイトをしている人が居る場合には車がコミュニケーションの架け橋となってくれます。
リゾートバイトをする人全員が車の持ち込みをするとは限りませんから、同じバイトをする仲間を車に乗せて勤務先に行き、その間に会話を弾ませて仲良くなるといった事も出来るかもしれません。
また田舎では、男性でも女性でも車を持っているとモテやすいとされています。特に地方で行われるリゾートバイトで車があれば行動圏が一気に広まるので、言ってしまえば異性を誘う口実にすらなるのです。
コンビニや郵便局などに用がありそうなら送ってあげたり、休みの日に近くの観光地や都市部に誘って遊びに行くといった事も出来ますから、車の存在価値は更に高まるといえます。
そして「持ち込む荷物を運びやすい」ことも利点に挙げられます。
リゾートバイトは短くとも1か月、長いと3か月以上といった長期のものもありますから、用意の段階で既に様々な荷物を用意しなければならないケースもあります。
スーツケースやバックパックなどに多くの荷物を詰め込んで、電車などで移動するのも酷になるのは想像に難くないでしょう。
車があれば多少大きめの荷物があったとしても載せれば済む話ですので、バイト先での生活も多少荷物が増えたとしても車があれば問題なく充実させるのに繋がります。
リゾートバイトに車を持ち込みのデメリット
リゾートバイトに車を持っていく事には様々な利点があり、特に移動の点においては大きな恩恵を受けられるでしょう。逆にデメリットはというと、以下のものが挙げられます。
- 駐車場代が発生することがある
- ガソリン代がかかる
- 他のアルバイターの移動手段に利用される
まず「駐車場代が発生することがある」という点についてです。
リゾートバイト先でお世話になる場所によっては、アパートやマンションなどのように駐車場を利用する際に料金を支払う事になるケースもあります。
無料で利用させてもらえる施設であれば問題はありませんが、リゾートバイトの施設全部がそうとは限りませんし行ってから知るのは金銭的にも不安でしょう。
よって、リゾートバイトを探す時点で求人の内容に車持ち込みが可能と記載されていても、駐車場代が発生するかを確認してみると良いでしょう。
続いて「ガソリン代がかかる」という点です。
持ち込むのが車であってもバイクであっても、乗って運転する以上は当然のことながらガソリン代が発生します。
必要があってどこかに出かけたり、休日に足を伸ばしての観光ができるのはもちろんメリットですが、その分ガソリンを消費すれば交通費としてガソリン代が発生するのです。
そして、他のアルバイターの利用手段にされてしまう可能性も懸念されます。
リゾートバイトに車の持ち込みを許している求人がほとんどとご紹介しましたが、それでも本当に車を持ち込むアルバイターはそこまで多くないというのが現状です。
買い出しを頼まれたり、自分が行きたいわけではない観光地への足として利用されてしまう可能性も否定できず、自分の車に親しくない他人を乗せたくないと感じる人にとってはストレスにもなりかねないでしょう。
リゾートバイト、車持ち込みの場合の注意点や交通費精算方法について
この様に、リゾートバイトでは大抵の場合自分の車の持ち込みが容認されていて、行動圏の幅が広がるといった利点を生じさせてくれます。
実際に自分の車でリゾートバイトに向かう場合にも色々と不明な点があるでしょうから、ここからは注意点や交通費の精算方法などを解説します。
リゾートバイトに車を持ち込みの際の注意点
リゾートバイトで車を持ち込む際に、注意するべき点としては大きく分けて3つほど挙げられます。
- 車の持ち込みOKのリゾートバイト先か確認
- 駐車場と勤務先・寮との距離を聞く
- 赴任初日にリゾートバイト先の方にお礼を言う
まず「車の持ち込みOKのリゾートバイト先か確認」という点からです。
当然ながらリゾートバイトに車を持ち込めるかどうかは、そのリゾートバイトの求人の内容によって決まっています。よって、持ち込もうと思っているのならば先に容認されているかをチェックしておきましょう。
求人案内に車の持ち込みについて特に記載がされていない場合には、持ち込みがNGになっているところがほとんどとなっています。
持ち込みを容認している求人の方が多いとはいえ、全てのリゾートバイトで持ち込むことができるわけではないので事前にしっかり確認をしましょう。
続いて「駐車場と勤務先・寮との距離を聞く」事についてです。
車持ち込みがOKと判明した場合には、どこに車を停めるのか、そして勤務先や寮までとの距離がどの程度になっているかを把握しましょう。
駐車場と寮、および勤務先との距離が離れていると、車を使う頻度そのものが下がってしまう可能性があります。休日に出かけようとしても、駐車場までが遠いと億劫になってしまうといった場面も想定されます。
そして「赴任初日にリゾートバイト先の方にお礼を言う」これも忘れないようにしましょう。
例え駐車場を借りる際に無料であっても有料であったとしても、車を停められるスペースはどこであろうと限りがあるわけで、それを借りる側になる以上礼儀として大切です。
到着した初日には、車を停めさせてもらえる場所の管理者および関係者などに対して必ずお礼を言っておくと、仕事もスムーズに進めやすくなるでしょう。
車の持ち込みができるリゾートバイトの探し方
車を持ち込むことができるリゾートバイトは、多くはあれどすべてではないという話をしてきました。実際に持ち込み可能なリゾートバイトを探す場合には2つほどという方法があります。
- こだわり設定を設定して探す
- 担当者に電話で問い合わせる
まず「こだわり設定を設定して探す」という方法です。派遣会社が出している求人の検索では「こだわり検索」「詳細な条件を追加する」といったような方法で求人を探すことができる機能が備わっています。
条件の中に「車持ち込み可」が含まれているでしょうから、これを追加して求人を探してみましょう。
もう1つ「担当者に電話で問い合わせる」というのも有効な探し方です。
特に、もし車の持ち込みが可能であると記載されていない求人への応募やお気に入りをしてしまった場合に有効となるでしょう。
担当者へ問い合わせをすればリゾートバイト先にOKかどうかを確認してくれたり、打診をしてくれる事もあります。
リゾートバイトに車を持ち込みの場合の交通費精算方法
リゾートバイトで車を持ち込む予定であるのならば、バイト先へ行くまでに発生する交通費の精算方法についても事前に押さえておきましょう。
というのも、自家用車で移動する場合でも交通費自体は支給がされるからであり、請求のためには2つの条件を満たす必要があります。
- 派遣会社の指示に沿ったルートを通る
- 高速道路の領収書をもらって提示する
まず「派遣会社の指示に沿ったルートを通る」です。
自分の車でリゾートバイト先や宿泊先に移動する場合には、交通費が「走行距離 × 平均燃費 ＋ 高速料金」という式で決められるケースが多いとされています。
よって、支給交通費を最小限に抑えるために派遣会社側が出発地点からリゾートバイト先までのルートを細かく指定してきます。
高速道路を利用する場合の区間についても指定がされており、交通費が出るからと余分に乗っていると差額が自腹になってしまうので注意しましょう。
もう1つ「高速道路の領収書をもらって提示する」もあります。
リゾートバイト先までの交通費を正確に生産してもらうために、高速道路を利用した場合には必ず領収書を受け取って提示することを忘れないでください。
派遣会社によっては領収書の提出を求めてくる事も少なくありませんし、事前に指示された金額が間違っている可能性もあるので提出の指示が無かったとしても受け取っておいて損はないでしょう。
↑こちらの高時給バイトも見てみる「リゾートバイトに車持ち込みOK？メリットや持ち込める条件を徹底解説」まとめ
✅リゾートバイトでは車を持ち込むことができる
✅持ち込めるかどうかは求人の内容によって決まる
✅リゾートバイトでは車を持ち込んだ方がメリットが多い
✅アルバイト先の人と仲良くなるきっかけになることもある
✅雇用前に持ち込みの可否について確認しておくと安心
✅求人に記載がなくても派遣会社が打診をしてもらえるケースもある
✅駐車場代やガソリン代など費用が発生する
✅車を持ち込んで移動する際には交通費を支給してもらえる
リゾートバイト関連記事↓
リゾートバイトの申し込みはいつから？おすすめの季節なども紹介
リゾートバイトに車持ち込みOK？メリットや持ち込める条件を徹底解説
リゾートバイトで社会保険に入らないことはできる？入らない方法や加入するメリットを解説！
リゾートバイトで源泉徴収票はもらえるのか？税金や確定申告の必要性を解説
リゾートバイトは冬の沖縄がおすすめ！その理由やおすすめのバイトを紹介
コメント