マットレスにどの程度のお金をかけるかというのは、人によって分かれてくる部分もあるかと思われます。よく「寝具にはお金をかけた方がいい」と言われていますが、実際どの程度の重要性があるのでしょうか?
そこで本記事では、マットレスの重要性や選び方に関する疑問を解決します。
✅マットレスにはいくらかけるべき?
✅マットレス、寝具の重要性とは?
✅おすすめのマットレスメーカーは?
マットレスにどの程度お金をかけるべきなのか気になる方や、睡眠の質を高めるマットレスをお求めの方は本記事を参考にしてみてください。
マットレスにはいくらかける?寝具の重要性について
「寝具にはお金をかけるべき」というのはよく聞く話です、本当にそうなのかと疑問に感じている方も多いでしょう。
しかし、結論を言うとマットレスや枕などの寝具には間違いなくお金をかけるべきです。
まずはマットレスにお金をかけるべき理由や重要性、いくらかければよいのかなどを解説していきます。
マットレスにはいくらかける?お金をかけるべき理由
マットレスを含めた寝具にお金をかけるべき理由としては、大きく2つの点が挙げられます。
- 寝具の価格が睡眠の質を分けるから
- 睡眠は人生の3分の1を占めコスパが良いから
まずは「寝具の価格が睡眠の質を分けるから」という理由になります。
寝具にはお金をかけるべき最大の理由と言ってもいいのが、、睡眠の質が大きく上がるためです。
低価格のマットレスや枕と高価格のマットレスや枕では、主に以下の要素が大きく変わってきます。
- 寝心地
- 機能性
- 耐久力
これらすべてマットレス及び寝具の質に関係する要素であり、総じて「質が高い」と言えるわけですが、寝具にお金をかければ当然それだけ質の良いものが手に入ります。
そうすると寝心地は良くなり、寝具が肌に触れたときの気持ちよさも格別といえるほどにレベルが違うのです。
それだけでなく「寝具にお金をかけた」という事実が睡眠の満足感を上げていることも多いのです。
なぜかというと、人間は大抵「価格が高い」というだけで、その消費した品物について「価値が高い」と思い込む心理作用が働くようになっているからです。
「価値が高い」と心から思う寝具に包まれて眠れば、リラックス感も高まり睡眠時間は充実します。
そのため、人間の三大欲求である「睡眠」が充実すると幸福感は上がり、睡眠だけでなく人生そのもののQOLも向上することに繋がっていきます。
実際高価なマットレス、寝具は質が非常に優れていますので、睡眠の質向上ためにもお金をかけた方が良いといえます。
もう1つが「睡眠は人生の3分の1を占めコスパが良いから」という理由です。
われわれ人間が生きている中で、睡眠というのは人生のうちおよそ3分の1もの割合を占めているといわれています。
この非常に多くの時間に対してお金をかけることは、睡眠へ投資することとも言い換えられます。そして、睡眠への投資はコストパフォーマンスに優れているのです。
例えば、10年使えるマットレスに10万円のお金をかけたとしましょう。10万円のマットレスは大抵の方にとって高いと感じるかと思われますが、1日当たりで換算した場合27円で買えることになります。
睡眠は心身のメンテナンスと休息のために重要な役割を担っているので、心と体をしっかり休めて日々を健康的に過ごすことで日々のパフォーマンス向上が期待できます。
1日27円で睡眠の質が上がり、活力が出て仕事のパフォーマンスが上がったりすれば、睡眠にかけるお金が多少高額になったとしても、得られる効果を考えると長い目で見れば非常にコスパの良い投資と言えるでしょう。
こうした理由から、マットレスをはじめとした寝具にはいつかは絶対にお金をかけた方がいいと言えます。
学生など若く金銭的余裕があまりない人が無理してまで高いものを買う必要はありませんが、年代に限らず自分に合う良い寝具を購入して後悔する人はいません。
マットレスにお金はいくらかけるべき?
マットレスをはじめとした寝具にお金をかけるべき大まかな理由をご紹介しましたが、では実際どの程度お金をかければよいかという点が気になるところでしょう。
たしかに、寝具は高価格帯であるほど品質が良い傾向にありますが、上を見ればキリがありません。
シングルサイズのマットレスの価格帯と、それぞれの価格帯での特徴をまとめました。
シングルマットレスの価格帯 | 特徴 |
9,999円以下 | 価格重視。 睡眠の質は気にせず寝るだけの人向け |
10,000〜29,999円 | 一番購入層が多い。価格重視。 寝心地はそこそこ |
30,000円〜59,999円 | 価格の割に品質が良いものが多い |
60,000円〜99,999円 | 寝心地がかなり上がり、睡眠の質が上がる |
100,000円〜149,999円 | 高級ベッドマットレスの部類。 寝心地はハズレのないものが多い |
150,000円以上 | ベッドマットレスの中でもかなり高級 耐久性もあり10年以上の長いスパンで使用できる |
表にある通り、大抵の人がマットレスにかけている値段として最も多いのが1万円から3万円以下の価格帯となっています。
そして、購入者層を踏まえたうえでマットレスに最低限かけるべきお金は、シングルサイズではおよそ3〜4万ほどとなります。
シングルサイズで3~4万円の価格帯のマットレスだと、品質に関してもそれなりに良いものが出始めてくるあたりになっているのです。今まで1万円以下のマットレスを使っていたという場合は、その違いを大きく実感する人も多いと思われます。
また、寝具にも枕や毛布をはじめとして色々とある中でなぜマットレスにお金をかけるべきと言っているかというと、マットレスは寝具の中で体に面する部分が多く、寝具環境の核と言える存在であるからです。
寝具の中では最も値段の高い部類ですが、それだけ重要なものということであり、マットレスは睡眠中・日中の活動におけるパフォーマンスに大きく影響します。
たとえば、安い掛け布団で体が痛くなったことがある人は居ませんが、安いマットレスで体の不調が出たという人は多く見られます。
安いマットレスを我慢しながら使うよりも、値段は張るけれど消費者に寄り添ったメーカーの一定以上の質が担保されているマットレスを使って、睡眠時間を大切にするべきと言えるでしょう。
マットレスにはいくらかける?選び方のポイント
人によってマットレスにかけている値段も違っている訳ですが、大体どの程度以上の金額になれば品質が一定ラインを越えてくるのかがお分かりいただけたかと思われます。
続いては、マットレスを選択する際の選び方のポイントをお金をかけるべき点なども交えてご紹介します。ポイントとなるのは以下の通りです。
- 体圧分散性や反発力
- 寝心地と価格のバランス
- 使用する期間を意識した予算配分
まずは「体圧分散性や反発力」になります。
体圧分散とは「寝ている時に体にかかる体重からくる負荷・圧力を分散させること」を意味していて、体圧分散性に優れているマットレスは理想的な寝姿勢を維持してくれます。
体の一部にかかる負担を全身に分散させられるため、腰などに負担が集中するのを避けることが可能です。
マットレスが柔らかすぎると、体が沈み込んで寝返りが打ちづらくなります。
そもそも寝返りは、睡眠中に体へかかる負担によって起こる「血行不良」を防ぐために無意識におこなわれる生理現象のようなものです。質の高い睡眠を取るためには欠かせません。
寝返りを適切に打てなければ、起きた時に体に違和感を覚える可能性があります。反対に硬すぎても、骨があたって痛みを生じる、血流が妨げられるなど体に負担を与える恐れがあります。
柔らかすぎず、硬すぎない程度の硬さのマットレスを選ぶことが重要です。適度な反発力があると体が沈み込みすぎないため、寝返りが打ちやすいでしょう。
続いては「寝心地と価格のバランス」です。
ベッドの値段は、サイズ・フレーム・マットレス・産地など複数の要素で決定されるため、「自分にとっての寝心地の良さ」が必ずしも高価格のベッドで叶えられるとは限りません。
例えば、身体にフィットするベッドを求めている方が、高価格であることに安心し高密度スプリングマットレスのベッドを購入すると、思った以上に硬い寝心地にがっかりすることがあります。
もしくは、マットの素材やフレームにこだわっても、いざ寝てみると思ったよりも狭くて寝返りが打てず、もう少し大きなものを買えばよかったと後悔する可能性もあります。
ベッドを選ぶ際に重要なのは、価格と寝心地のバランスです。高いから良いとは限りませんし、寝心地の良さのみを追求すると予算よりもはるかに高いベッドしか選択肢に残らないこともあります。
よってベッドを購入する際にはまず予算を決定し、自分にとって重要なポイントを整理して検討することが大切です。
そして「使用する期間を意識した予算配分」を考えてみましょう。
前提として単身赴任や寮生活、子供用ベッドなどの特殊な場合を除いて、ベッドは長い期間使用するものだということを忘れてはいけません。
国内で購入可能なベッドの平均価格はおよそ12万円と言われており、この価格だけを聞くと高いという印象を抱く方が多いでしょう。
しかし、毎日多くの時間を過ごし、健康を直接的に左右する場所であることを考えれば納得できない価格ではありません。必ずしも高いものを選ぶ必要はありませんが、最初から予算を低く見積もりすぎて選択肢を狭めないことが重要です。
実際の予算を決める際には、使用年数を意識しましょう。例えば、比較的手頃なものを5年で買い替えるのか、中くらいの品質のベッドを10年使うのか、高価なベッドを20年以上使うつもりなのかといったように、想定している条件ごとでかけられるお金は変わってきます。
マットレスにいくらかけるかを解決するおすすめのメーカー
マットレスにお金をかけるべき理由についてはお分かりいただけたでしょうが、と同時にどのマットレスを使えばよいのかの選択肢で迷う方もいるでしょう。
そんな方のために、品質に優れているお勧めのマットレスメーカーを2点ご紹介します。
マットレスにいくらかけるか分からない時におすすめのマットレスメーカー①「メディテムマット」
引用:メディテムマット
まずおすすめする室に優れているマットレスは「メディテムマット」になります。
公式名 | メディテムマット |
会社名 | 大衛株式会社 |
対応地域 | 全国 |
料金 | 32,000円 |
メディテムマットは、創業70周年を誇る医療メーカーが開発した、医療従事者から大絶賛を受けているマットレスです。
高反発ウレタンを使用しており、復元率95%というへたりにくく丈夫な構造になっています。
また14cmの極厚ふんわりボリュームで、体圧分散に特化した凹凸マットによって腰痛の方でも安心して使用できます。
価格も32,000円という事で高すぎる事も無く、それでいてマットレスとしての品質がしっかり確保された値段帯であるといえるでしょう。
腰痛で悩んでいる方、朝起きると腰が痛くなってしまう方、低反発マットレスを持っていて体に合わないと感じている方や、また寝具の買い替えを考えている方に特におすすめです。
マットレスにいくらかけるか分からない時におすすめのマットレスメーカー②「ソフテックス」
引用:ソフテックス
より高価でも高品質なマットレスをお求めの方におすすめなのが「ソフテックス」です。
公式名 | ソフテックス |
ジャンル | マットレス・リクライニングベッド |
対応地域 | 全国 |
価格 | 139,700円~ |
ソフテックスはアメリカのベッドメーカーで、1986年に設立されました。
30年以上の経験を持つベッドメーカーとして知られており、高性能ジェルフォームを使用したマットレスは体圧分散試験で快適な寝心地を証明しています。
特に成形メモリーフォームマットは最新テクノロジーを駆使し、圧倒的とも言えるレベルの寝心地を実現しています。
アメリカ本土でも認められたソフテックスのマットレスは全国のホテルにおいても寝具として用いられているほどで、購入時には5年保証が付帯します。
金額はマットレスの最安値で14万円ほどからという高級な部類に入りますが、妥協無くマットレスを選んでいきたいという方ならばソフテックスを推すことができます。
【体圧分散マットレス メディテム】
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「マットレスにはいくらかけるべき?寝具の重要性や選び方・おすすめのマットレスメーカーをご紹介」まとめ
✅マットレスは睡眠の質を左右する
✅人生の3分の1の睡眠にお金をかけるのはコスパが良い
✅マットレスに「お金をかける」のは3万円以上から
✅マットレスの体圧分散性や反発力が大切
✅高い=寝心地が良いとは言い切れない
✅予算は使う期間を考えて配分するべき
✅「メディテムマット」は医療従事者からも支持されている
✅「ソフテックス」は高品質で優れた寝心地を実現
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