昨今は小学生でもプログラミングを学ぶようになりましたので、スクールへの通学にどれくらい費用がかかるのか気になる人は多いかと思われます。
また、スクールの料金相場をもとに、通うところを決めたい人もいるはず。
料金の相場や費用をおさえる方法など、スクールの値段に関する知識がないまま通うところを選んでは「他のスクールにすればよかった」と後悔しかねません。
そこで今回は、プログラミングスクールの費用相場に関する以下の疑問について解説します。
✅プログラミングスクールの費用は平均いくら?
✅プログラミングスクールの費用を抑えるには?
✅おすすめのプログラミングスクールはどこ?
これからプログラミングスクールに参加しようと思っている方や、費用が高いのではないかという不安を抱えている方も、ぜひ最後までチェックしてみてください。
【高い?】プログラミングスクールの費用はいくらなのか
プログラミングスクールというのは、コースもたくさんあって料金相場がわかりづらいことも割とある話です。
学生だけでなく、社会人として生活しながらプログラミングを勉強して転職したいと考える人も増えているようです。
ところが、プログラミングスクールの料金をしらべてみると、数十万円という授業料に驚き断念した経験者もいるかもしれません。
そこでまずは、プログラミングスクールの費用相場を調査しました。
【いくら?】プログラミングスクールの費用相場
今回は、合計で33校のプログラミングスクールをもとに算出した料金相場を以下の表にまとめました。
受講期間 | 料金相場 |
1~3ヶ月 | 17万2,304円 |
3~6ヶ月 | 31万1,167円 |
6ヶ月以上 | 46万6,900円 |
表を見てみると、1〜3ヶ月の受講期間ではお試しコースや単一講座が多く、料金も20万円以内で収まる傾向にあります。
3〜6ヶ月の受講期間は約31万円が相場で、ITエンジニアへの転職や就職、副業での収入獲得など幅広いキャリアを目指せる内容になっています。
そして6ヶ月以上の料金相場は約46万円で、AIやIoTなどの専門分野を学ぶことができる内容が多いです。実践学習に力を入れており、作品の制作時間を多めに確保しているところもあります。
プログラミングスクールにかかる費用は受講期間とサポート内容によって左右されるところが大きくなっています。
- 受講期間(どれだけスクールで学習するか)
- サポート内容(どれだけスクールにサポートしてもらうか)
こういった要素によって費用が決まります。費用の高さ=サポートの質と解釈する人もいるかもしれませんが、実は料金が高い=質が高いとは限りません。費用が安い安いスクールでも、質の高い場合や満足できないところもあるのです。
また、下記のようなサポート内容の違いからも、かかる費用は異なります。
- レッスンの有無
- レッスンの形式/回数
- レッスン外での学習サポート
レッスンの有無や回数により、人件費等の費用が必要です。さらに質問機能やレッスン外のサポートなど、学習サポートの充実度は費用に反映されます。
加えて就職や転職、独立など目的実現の支援も費用に影響します。
- 就職・転職支援
- 副業支援(案件獲得サポート)
- フリーランスへの独立サポート
面接や書類作成支援、案件獲得支援など目的に向けたキャリア支援が受けられるスクールは、サポート分の費用が高くなりがちです。
受講期間が長ければ、時間をかけながらAIといった専門分野が学べる反面、料金は高くなる傾向にあります。また、実践学習や就業サポートなどの支援を受けた場合も料金は上乗せされます。
今回紹介した料金相場はあくまで参考ですが、予算や利用計画を立てるときの参考にしてみてください。
プログラミングスクールの料金内訳・いくらかかるのか
プログラミングスクールを受講するための料金内訳は以下の4項目に分けられることが多いでしょう。
- 受講料
- 入会金
- 教材費
- パソコン代
受講料:設定された期間中にプログラミングの講義を受けるための料金です。短期間で着実に学ぶための専門的なカリキュラムや講師のサポート体制によって受講料が変化します。
メンタリングや相互チャット、転職支援など手厚いサポートが用意されている場合は受講料が高くなる傾向です。
入会金:プログラミングスクールに入会する際、初めに入会金を払うことがあります。スクールによっては入会金が受講料に含まれている場合や、入会金が発生しないケースもあります。
入会金は0円のところから、場合によっては数十万円とバラつきがあるので、初期費用に大きく関わる項目として必ず確認しておきましょう。
教材費:プログラミングスクールでは教材や資料を自由に使って家庭学習できるスタイルが多いため、教材費も料金内訳に含まれます。
あらかじめ受講料のなかに教材費が含まれていることもあるでしょう。独自の教材開発ノウハウによってオリジナル教材を提供している場合は、教材費が高くなります。
パソコン代:スクールによってはパソコンレンタルのオプションを選べます。
プログラミングの内容によっては指定のパソコンを使用することが入会条件になっている場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
初期費用を抑えたい方はパソコンの貸し出しを無料で行っているスクールもおすすめです。
【いくら?】なぜプログラミングスクールの料金は高いのか
プログラミングスクールの料金に関しては「高い」という声は実際によく耳にします。
「就職や転職のために学習しようと思っているのに、こんなに高いとチャンスを逃してしまう」と危惧する人もいるようです。
どうしてプログラミングスクールの料金は高いのか、ここではその理由を述べていきます。
- 未経験者をサポートするカリキュラム
- 優れたスキルの講師による指導
- サポート体制が充実している
まずは「未経験者をサポートするカリキュラム」になっていることです。
未経験からプロフェッショナルレベルのプログラミング技術を集中して学ぶ、その途中では方向性を失うときもあるでしょう。
どの言語を学ぶか、1日にどれだけ学べば大丈夫か、わからない部分はどうやって解決するかなど、一歩進むたびに不安になる受講生のために、サポート体制に力を入れているスクールが増えています。
カリキュラムはプログラミングスクールによって異なりますが、ほとんどがプログラミング未経験者でも理解できるよう丁寧に設計されています。
言語の基礎となる部分から最終的には開発現場で必要とされるスキルが身につくまでを教えるスクールであれば、必然的に教えたいボリュームも増えていきます。
ボリュームが多くなるとどうしても受講料が上がってしまうため、結果として比較的短期間の内容でも10万円を超えてしまう料金設計となっています。
しかし数ヶ月かけて学習するカリキュラムが多いため、ひと月あたりで計算するとコスパ良く利用できると判断しやすいです。
続いての理由は「優れたスキルの講師による指導」によるものです。
講師は、豊富な現場経験・高いプログラミングスキル・優れた指導力のあるハイスキルな方を採用している場合が多いです。
3つの能力を兼ね備えた人材は、希少な存在。
そういったハイスキルの講師に指導してもらえるので料金が高くなる傾向があります。
下記のように、人気プログラミングスクールの講師はハイスキルの人が担当しています。
スクール名 | 講師の特徴 |
DMM WEBCAMP | 現役で活躍しているエンジニア 通過率10%の難関を突破した高いスキルと指導力 |
RUNTEQ | 現役で活躍しているエンジニア 現場で必要とされる考え方やノウハウを学べる |
TECH CAMP | 現役で活躍しているエンジニア 解決までのアプローチ方法がわかるように導いてくれる指導力 |
挫折してしまうことも決して少なくないプログラミングは、教えるスキルが非常に重要となっています。
そこで講師は熟練のプロフェッショナルを迎えていて、受講者がつまずきやすいポイントを把握し、挫折しないようモチベーションも上げながら教えます。
実際には正解をすぐに教えるのではなく、自分の力で正解にたどり着けるように導かなければいけません。
そういった難しい指導ができる講師から直接指導してもらえるので、料金が高くなる傾向があります。
もう1つが「サポート体制が充実している」というものです。
プログラミングスクールでは就・転職のカウンセリング、ポートフォリオ作成のアドバイスや面接シミュレーションなどのサポートに力を入れているスクールが増えています。
学んだスキルを活かして就職・転職するには、下記の準備が必要です。
- 就職・転職に必要な準備
- 企業研究
- ポートフォリオの制作
- 履歴書・職務経歴書
- 面接対策
またクラウドソーシングや制作会社と提携し、仕事の流れを実体験できるカリキュラムがあったり、スクール在籍中や卒業直後から案件を受注できたり、即戦力の育成に力をいれているプログラミングスクールもあります。
このためには広くITビジネスの最新情報にアンテナを張り、主要企業にパイプをつくっておく必要があります。
渉外活動や情報収集のコストもプログラミングスクールの授業料には転嫁されることになります。
独学であれば学習と並行して、企業研究や書類作成を一人でしなければいけません。
このように、スキルを活かした就職・転職サポートが含まれている関係で、料金が高くなる傾向があります。
【いくら?】プログラミングスクールの費用を抑える方法・おすすめのスクール
IT人材は2020年時点で30万人不足していると言われています。
プログラミングは副業案件も多く、本業としてではなくても十分に収入につなげられるスキルであることからも、技術として習得したい方は多く居るかと思われます。
そこで、プログラミングスクールの費用を抑える方法や、おすすめのスクールを解説していきます。
【いくら抑えられる?】プログラミングスクールの費用を抑える方法
- オンラインスクールを選ぶ
- 給付金を利用する
- キャンペーンを活用する
まず「オンラインスクールを選ぶ」という方法があります。
通学型であれば教室の使用料、諸経費、管理する人件費などが発生するため費用が高い場合があります。
オンラインであれば、教室運営に必要な経費はかかりません。
そのため、受講者の費用も安くなる場合が多いです。よって、オンラインで受講できるスクールを選べば費用が抑えられるのです。
またオンラインであれば、どこにいても受講できるのでスクールの選択肢も広がります。
続いて「給付金を利用する」です。
近年、官公庁でも将来のIT立国とスキルを求める人の援助のために先進技術を学ぶ人々を支援する動きが広がっています。
現時点、プログラミングスクールで利用できる給付金には経済産業省の「第四次産業革命スキル習得講座」と厚生労働省の「教育訓練給付制度」があります。
条件によっては20万円、最大70万円が戻ってくるケースもあり、これを利用しない手はありません。しかも国が認めた「優良なスクール講座」ですから、安心して受講できます。
検討しているスクールが給付金の認定スクールなのか、給付金対象コースがあるのか確認しておきましょう。
「キャンペーンを活用する」というのも対処法になります。
プログラミングスクールによっては、お得なキャンペーンやキャッシュバック、友だち紹介で割引など、さまざまなキャンペーンを展開しています。
よく知られているプログラミングスクールでは、下記のようなキャンペーンが開催されています。
- DMM WEB CAMP:キャッシュバックキャンペーン
- テックアカデミー:友だち紹介割や先割など
- Raise Tech:学割や早割
キャンペーンでスクールを選ぶのでは本末転倒ですが、スクール選びで絞り込んだら料金の比較や支払方法をかならず確認して、負担のない方法を選びましょう。
たとえば、転職がうまくいかなかった場合の返金保証があるところを選ぶ、分割で払うつもりなら分割手数料などをチェックし、正確な支払い料金をチェックしてください。
おすすめのプログラミングスクール「タノメルキャリアスクール」
引用:タノメルキャリアスクール
運営会社 | テレワーク・テクノロジーズ株式会社 |
コース | 個人プラン・法人プラン |
料金 | 1か月9.9万~(個人) |
主な対象年代 | 20代〜40代 |
利用可能エリア・受講方式 | 全国 オンライン受講 |
タノメルキャリアスクールは、未経験者専門に「ChatGPT/生成AI」や「Pythonプログラミング」、「ビジネス/新規事業」に関するスキルを教えるオンラインスクールです。
2023年7月1日に開講し、ベストセラー「堀江貴文のChatGPT大全」の共著者である堀江貴文氏と荒木賢二郎氏がプロデュースしているスクールでもあります。
特徴を以下にまとめました。
- 100講義学び放題
- 24時間365日アクセス可能
- 未経験者向けの内容
- 充実したサポート体制
特に初心者やIT未経験者向けのスクールとなっていますので、分かりやすさに定評があります。
AIの基礎から応用まで、わかりやすく動画で説明されている他、オンラインスクールなので住んでいる場所は問題になりません。
100の講義が受講し放題のタノメルキャリアスクールを、ぜひ利用してみてください。
堀江貴文監修のオンラインスクール【タノメルキャリアスクール】 公式
「【2024年最新】プログラミングスクールの費用はいくら?相場を徹底調査」まとめ
✅プログラミングスクールの費用は15~45万円ほど
✅期間や内容によって費用が左右される
✅受講料や入学金、パソコン代などが費用に含まれている
✅未経験者向けのスクールだと費用が高くなりがち
✅講師がプロフェッショナルで優秀なのも費用に関係している
✅オンラインスクールなら費用を抑えやすい
✅キャンペーンや給付金もあるので要活用
✅リーズナブルなプログラミングスクールなら「タノメルキャリアスクール」
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